WAY TO CHOOSE
WAY TO USE
WAY TO CHOOSE
サーフボードの上に立った時に足が滑らないようにする。それがサーフワックスの役割です。サーフボードのデッキ面に塗って使います。サーフワックスには硬くて板にしっかり密着する「ベースコート」と、ベースコートに塗り重ねる「トップコート」があります。この2種類を使うことでワックスが剥がれにくく、足も滑りにくくなります。
南北に長く、明確な四季の変化のある日本では、サーフィンをする場所の季節と海水温に応じて最適なサーフワックスを選ぶことが重要です。なかでも一番重要なのが適正海水温です。オルタナサーフワックスは下の表を目安にお選びください(ベースコートはどの海水温でも使います)
・グリップ力が弱いと感じる場合は、お使いのワックスより低い海水温用のワックスをご使用ください。
・グリップ力が強過ぎると感じる場合は、お使いのワックスより高い海水温用のワックスをご使用ください。
サーフワックスが溶けたり、やわらかすぎたり、あるいは完全に硬化してツルツルになってしまったりすると手足が滑り、パドリングやターンがうまくできません。サーフワックスは適度にやわらかい状態であると身体にほどよくくっついて、最大のグリップ力を発揮します。沖へ出る際のパドリング、テイクオフ、ライディング、どのシーンでもサーフボードを安定してコントロールできます。
WAY TO USE
サーフワックスは、できる限り日光が当たらない場所で塗ります。ボードが日光で熱くなると、ワックスはボード上で固まるだけで密着しません。少しの熱でも溶け出すので、涼しい場所で塗ってください。ただし、寒冷地の冬には室内で塗ることを推奨します。
サーフボードの種類によってワックスを塗る場所が変わります。ショートボードやファンボード、ミッドレングスはテイクオフする時に手を置く場所と、ライディングする時に足を置く場所に塗ります。ロングボードはノーズライディングなどでウォーキングをするノーズ先端からテールまで、基本的にデッキ面全体にサーフワックスを塗ります。
- まずはベースコートを、サーフワックスの縁を使ってボードに対して斜めに塗ります。2~3cmの一定間隔で線を引くように塗ってください。
- 線が斜めの格子状になるよう、反対の角度でベースコートを塗ります。
- 次は格子状の線を引いた範囲にベースコートを塗ります。この時もワックスの縁を使って、やさしく円を描くように塗ってください。手足を置く場所は厚めに塗ってください。バンプ(凹凸)ができるように、強く押しつけずにまんべんなくこすりつけます。
- ベースコートの上にその時期の海水温に合わせたトップコートを塗り重ねます。この時もワックスを強く押しつけることなく、ゆっくりとバンプができるようまんべんなく塗ります。
- 同じ面だけで塗っているとわずかに摩擦熱が発生します。こまめに塗る場所を変えて溶け出すのを防ぎながら塗り重ねていくと、きれいに仕上がります。
- グリップ力が弱まったり、ボードが汚れたりしてきたら、サーフワックスを落として塗り替えます。季節の変わり目にも塗り替えが必要です。サーフショップで販売されているスクレーパーや専用リムーバーを使うと落としやすくなります。