テイクオフの速さを補うためにEPSを採用し、軽さと浮力を優先。テイクオフ直後の加速を得るためにノーズ、テールともワイズが広い、極端なローロッカー。小さなクリティカルセクションで鋭角的なスナップを可能にするために、ボードは短く、丸く。テイクオフ直後の加速と回転半径の小ささを両立させるために、フィッシュテールの先端をカット。すべては、小波攻略というライダーの希望をかなえるために編み出されました。
このサーフボードのシェイパーは徳島の武知虎南さん。極端なローロッカーも、テーパーレールも、薄めのコンケーブ&Vボトムも、すべて武知さんの独創です。ライダーは「無理を言った」と思ったこともあったそうですが、希望は十分にかなえられました。くすんだオレンジにあえてムラを残したオーガニックな色合いもライダーの好み。「ALTERNA SURFWAX」のステッカーも効いています。